「R25」のつくりかた

エイ子が最近読んだ本の中で良かったのがこれ。

藤井大輔 『「R25」のつくりかた

R25」って広告・テレビ業界で「M1層」と呼ばれる20歳から24歳の男性向けの首都圏で配られるリクルート発行のフリー雑誌なの。エイ子もときどきラックから持っていった読んだりするわ。M1層って新聞や雑誌とか活字を読まない世代って言われているんですって。そんなM1層向けに首都圏100万部のフリーマガジンをつくるというトンでもないプロジェクトがいかにして進行したかのいわば解説書よ。

活字を読まないと言われている層に100万部のフリーマガジン。無謀に思えるこのプロジェクトだけど、さすがリクルート。綿密な事前リサーチによってM1層が本当に求めている「情報」を探っていくの。M1層とはいっても、中身は人の集まり。それぞれの話をじっくり聞いてみると、別に活字が嫌いってわけじゃないことがだんだんと浮き彫りになってくるの。先入観にとらわれていちゃダメね。

無料なんだからそこそこ適当な情報を載せるんじゃなくて、無料だからこそちゃんとした情報を載せる、こんな姿勢にもR25の心意気が感じられるわ。

「10万円稼ぐサイト」を作りたいんだったら、ユーザーが求めているものを徹底的に考えなきゃだめよ。読む人の立場に立って情報を提供しなくちゃ、ただの独りよがりの駄文なんだから。いくら文字を並べたって意味がないわ。アクセスが数字にしか見えないようじゃダメ。クローラーじゃない限り、1アクセスの向こう側にはちゃんと人間がいるんだから。カウンターが回って喜んでる場合じゃないわ。もっと人がいることを考えなさい。

そして、この本を買うのよ。いいわね。

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