「ヤフー・トピックスの作り方」「ヤフートピックスを狙え」を併せて読んでみた!

食後のコーヒーブレークでヤフートピックス関連の新書を2冊読んだわ。最近この「ヤフートピックス」ってキーワードが書店に行くたびエイ子の目にやけに入るのよね。同時期に「ヤフートピックス」を扱う新書が新潮社と光文社から出るのは偶然なのか、はたまた必然なのか。気になるところだわ。

ヤッホー

1冊目は奥村倫弘「ヤフー・トピックスの作り方」(光文社新書)。この本はYahoo!Japanでトピックスの編集に携わる著者の奥村氏が新興メディアとしてのヤフートピックスを語っているわ。編集部はこんな矜恃で仕事をしてますってやつね。

2冊目は菅野夕霧 「ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法」(新潮新書)。この本はヤフートピックスにニュースを配信する「市ケ谷経済新聞」の編集長である著者の菅野氏がヤフートピックスに掲載される記事はどんな内容かを分析したものよ。ヤフートピックスに掲載されるような話題づくりをすればおいしい思いができるかもってやつね。

ちなみに後者の 「ヤフートピックスを狙え」の前半部分は、「ヤフー・トピックスの作り方」の奥村氏への取材を元に書かれているから、内容がかぶるわ。出てくるエピソードが一緒よ。同時期に出たがばっかりにかぶったわね。

日本一のポータルサイトYahoo!Japanのトップページの一番最初に目に入る一等地にあるんだから、ヤフートピックスに影響力があるのは疑いようのない事実よね。ヤフーニュースで月間45億PV、6970万UU、秒間1700PVっていうバケモノ状態w その中でも注目度が高いヤフートピックスに取り上げられればその影響力は計り知れないわよ。そんなサイトだからこそ、編集部としての矜持も必要だし、その力を利用しようってアイデアも出てくるのよね。

ヤフートピックスの影響力については、以前このブログでも書いた中川淳一郎「ウェブはバカと暇人のもの 」でも取り上げられていたわ。あらゆるネットプロモーションのうち「ヤフートピックス」もしくはその「関連記事」に取り上げられる以上のものはないってやつね。 「ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法」も「ウェブはバカと暇人のもの 」も「ネットでウケるネタ」について分析されてるんだけど、エイ子的には後者の方がおもしろかったわ。ちょうど1年前に出た本ってことはこのヤフートピックスプチブームの火付け役だったのかもね。

そのパワーバランスがいい方向に働くといいんだけど、大抵どこかで勘違い野郎が出てきておかしな方向に行くのよね…。「おれヤフートピックスに載ったことある自慢」とか、「ヤフートピックスに載せてあげるよ詐欺」とか、「ヤフートピックスに載るための情報商材」とか。言うアホ、売る奴、買うバカ続発の兆しね。東大生が「ヤフートピックスの編集者 になりたい」って言い出すようになったら要注意よw 崩壊の前兆に違いない。

そんな影響力が俄然注目を集めるヤフートピックスだけど、エイ子的にはlivedoorトピックスのネタのチョイスの方が好きなのよね。エイ子の心をわしづかみにするわ。ヤフートピックスがなんとなく目に入ることはあっても積極的に読みに行ったことはないかも。むしろlivedoorトピックスは暇があればチェックしてるわ。編集方針の違いもあるけど、ヤフートピックスだけをちやほやするのはどうかしらね。

気が向いたら読んでみてね。読んだからといってヤフートピックスに取り上げられるわけじゃないけど、「ヤフー・トピックスの作り方」には「関連記事」に取り上げられるヒントが書いてあるわよ。

ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書)
ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書) 奥村倫弘

おすすめ平均5つ星のうち3.0
5つ星のうち1.0それが聞きたかった
5つ星のうち5.0いい意味で裏切られます。
5つ星のうち3.0取り上げられかたが、書いてあるわけではありません

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ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法 (新潮新書)
ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法 (新潮新書) 菅野 夕霧

おすすめ平均5つ星のうち4.5
5つ星のうち3.0ちょっと緻密さが足りないか  -分析だけに終わっているのが残念-
5つ星のうち5.0低予算の広告にも役立ちそう。広告代理店、企業宣伝部の方にも◎。
5つ星のうち5.0キャッチコピーのノウハウ本としても使えます
5つ星のうち5.0広めたいけどカネはなし、だから知恵を使って仕掛けるんだ

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ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) 中川淳一郎

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち2.0ウェブに特有の問題ではないのでは?
5つ星のうち5.0第五章ネットはあなたの人生をなにも変えない
5つ星のうち5.0企業と個人の双方のネット利用者に対して、ネットとのつきあい方を説く
5つ星のうち5.0ウェブ退化論
5つ星のうち4.0読みながら、「そう、そう、」とうなずき、笑いまくった1冊。

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ツンドクさん

未読の本と雑誌がいっぱいのエイ子だけど、またガッツリ本を買っちゃった。テヘ。

ツンデレさんじゃないわ。ツンドクさんよ。

amazonもついつい買い込んじゃうけど、2000円以上で送料無料になる大型書店も危険なの。

これは罠だわ

今日届いた本リスト
本田直之 『本田式サバイバル・キャリア術
本田直之 『
レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略
本田直之は「レバレッジ」シリーズの惰性で読んでるんだけど、そろそろネタも尽きた感じがするわ。ブレークスルーが必要よ、本田さん。

勝間和代 『
断る力 (文春新書)
勝間和代はサイボーグ、これ間違いない。

水野俊哉 『
知っているようで知らない 法則のトリセツ
成功本51冊もっと「勝ち抜け」』でブレークした水野俊哉の新著。成功本で身につけたメソッドはここでも活かされてるのかしら。

小飼弾 『
決弾 最適解を見つける思考の技術
ダン・コガーイの本、立て続けに買ってしまったわ。

万城目学 『プリンセス・トヨトミ
鴨川ホルモー』映画公開のタイミングに合わせた新著ね。万城目学は森見登美彦に比べると理屈っぽいところがあるのよね。

中村光 『
聖☆おにいさん 3 (3) (モーニングKC)
ある意味、最強コンビが主人公よね。

言っておくけど、ツンドクさんコーナーにamazonのアフィリエイトはマストよ。

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

この本もなかなか良かったわ。

本田直之「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

この本、「面倒くさがる」ことは悪いことじゃない。「面倒くさい」には世の中を変えていくだけの潜在能力があるっていう本なんだけど、ぜひ超のつく面倒くさがり屋のあなたに読んで欲しいわ。

「面倒だからやらない」じゃなくて「面倒だからどうすれば楽にやれるか」ってコツがいっぱい書いてあるの。

とくに「聞く前に調べる」なんて項目はK氏にぜひ読んでもらいたいわ。

いいアドバイスを受けたければ、事前に自分で調べ尽くすことが肝心なのです。

逆説的だけど、先に面倒なことをしておくと、後がずっと楽になるのよ。K氏が苦労するのは事前の準備が足りないから。分からないことが分からない状態でいくらアドバイスされてもまったく身にならないのよ。あとで面倒なことにならないために、準備・計画をする。これ、マストよ。

「R25」のつくりかた

エイ子が最近読んだ本の中で良かったのがこれ。

藤井大輔 『「R25」のつくりかた

R25」って広告・テレビ業界で「M1層」と呼ばれる20歳から24歳の男性向けの首都圏で配られるリクルート発行のフリー雑誌なの。エイ子もときどきラックから持っていった読んだりするわ。M1層って新聞や雑誌とか活字を読まない世代って言われているんですって。そんなM1層向けに首都圏100万部のフリーマガジンをつくるというトンでもないプロジェクトがいかにして進行したかのいわば解説書よ。

活字を読まないと言われている層に100万部のフリーマガジン。無謀に思えるこのプロジェクトだけど、さすがリクルート。綿密な事前リサーチによってM1層が本当に求めている「情報」を探っていくの。M1層とはいっても、中身は人の集まり。それぞれの話をじっくり聞いてみると、別に活字が嫌いってわけじゃないことがだんだんと浮き彫りになってくるの。先入観にとらわれていちゃダメね。

無料なんだからそこそこ適当な情報を載せるんじゃなくて、無料だからこそちゃんとした情報を載せる、こんな姿勢にもR25の心意気が感じられるわ。

「10万円稼ぐサイト」を作りたいんだったら、ユーザーが求めているものを徹底的に考えなきゃだめよ。読む人の立場に立って情報を提供しなくちゃ、ただの独りよがりの駄文なんだから。いくら文字を並べたって意味がないわ。アクセスが数字にしか見えないようじゃダメ。クローラーじゃない限り、1アクセスの向こう側にはちゃんと人間がいるんだから。カウンターが回って喜んでる場合じゃないわ。もっと人がいることを考えなさい。

そして、この本を買うのよ。いいわね。