AKB48表紙の「人間失格」が好調ｗ

夏休みといえば読書熱が高まる季節よね。今でも読書感想文なんて宿題あるのかしら。季節柄、こんなニュースを見つけたわ。

» AKB48表紙の「人間失格」好調　名作文庫「ジャケ買い」の夏 – ITmedia News

名作文庫の夏商戦で、若年層をターゲットにした「ジャケ（ジャケット）買い」争奪戦が過熱している。グラビアのような女性アイドルの表紙写真でファン心 理をくすぐったり、有名写真家のスナップを使って名作の新たな魅力を引き出したり。太宰治の生誕100年に当たる今年は新規参入組も増加しており、例年以 上に個性的なカバーが店頭をにぎわしている。

あんたたち、こんなのジャケ買いするの？

単純ねｗ　去年の夏に「DEATH NOTE」の小畑健がイラストを描いた講談社文庫版の「人間失格」がバカ売れした二番煎じゃない。

そもそもこのぶんか社版のジャケット「人間失格」となんの関係もないじゃないわ。作品のイメージとか、世界観とかそんなものはどうでもいいのね。じゃあせめて「※写真はイメージです」ぐらいのお断りは入れたほうがいいんじゃない？　「人間失格」を買っただけで自分に酔っちゃうようなエセ文学かぶれの思春期中高生が、読んでがっかりするじゃない。

そもそも中高生が「人間失格」なんか読んでどうするのってエイ子は問いたい。未成年は「走れメロス」とか漱石の「こころ」でも読んで友情の意味を取り違えてなさい。

ぶんか社文庫は6月、「夏の3冊」と銘打って、太宰の『人間失格』、夏目漱石『坊っちゃん』、堀辰雄『風立ちぬ』から成る名作シリーズを刊行した。表紙 を飾るのは、すべて女性アイドルグループ「AKB48」のメンバー。大きめの文字と読みやすい広めの行間も奏功し、『人間失格』は発売からわずか2週間で重版がかかった。

「坊っちゃん」も「風立ちぬ」も※写真はイメージねｗ　そもそも「夏の3冊」って少なすぎじゃない。

AKB商法に便乗するなら

全メンバー版の「夏の3冊」を作ればよかったのにｗ

今、AKBのメンバーは全部で43人いるみたいだから、たった3冊でも43*3で129冊売ることができるわ。書店の困惑顔が目に浮かぶわ。もういっそのこと、今後の装幀はすべてAKBでいいじゃない。コストダウン＋売上げアップのポジティブスパイラル到来よｗ　AKB商法マンセーね。テヘ。

勢いで、エイ子版の「人間失格」も作ってみたわ。

エイ子は鎌倉の海での情死をイメージしてみたの。エイ子は作品の世界観を大切にする装幀家よｗ

ちなみに「人間失格」は青空文庫で読めるから、興味のある人は読んでみてね。エイ子もこれを機会に青空文庫版を読み返してみたわ。高校生のころに読んだ印象とぜんぜん違うのｗ　エイ子も歳を重ねたのね…。

全編イケメン・リア充の自慢話よｗ